政府の
グリーン家電を普及するための
エコポイントサービスが発表されました。指定の家電を購入すると5〜10%程度安く買えるサービスですが、はたして政府の狙い通りにいくでしょうか?
とくさんは冷蔵庫が10年以上経っているので、そろそろ買い換えようかなと思っています。価格.comの人気商品を見てみますと、日立の真空チルドになっています。価格は最も安いA社で134000円、高いのはB社で262600円でその差額は何と128600円です。B社で購入した人はエコポイントを使ったとしても、とてもA社の価格まで安くなりません。ネットが普及した社会では、消費者はどこでいつ買えば安く買えるのか熟知しています。よってエコポイントによる魅力は高くないわけで、家電普及効果は期待できないと思います。エコポイントを使うのは、ネットを知らない人達でしょう。
同じように自動車も減税などで購入促進をはかっていますが、今のところ思ったように売り上げは伸びていないようです。はたして家電はどうなりますでしょうか?
『平成21年5月1日
環境省・経済産業省・総務省
補正予算の国会成立を条件として、平成21年5月15日以降の購入に関して適用される標記事業の対象家電製品については、統一省エネラベル4☆以上の「エアコン」、「冷蔵庫」、「地上デジタル放送対応テレビ」及び4☆相当として扱うことが適当と認められるものとして、以下のとおりとします。
1.エアコン
平成21年5月上旬に予定される改正後の統一省エネラベル4☆基準を満たす製品
2.冷蔵庫
平成21年5月1日から実施される改正後の統一省エネラベル4☆基準を満たす製品
但し、該当製品のない定格内容積400リットル以下の冷蔵庫については、現時点で省エネレベルが最高水準にある製品(改正前の統一省エネラベル5☆基準を満たす製品)
3.地上デジタル放送対応テレビ
現行の統一省エネラベル4☆基準を満たす製品
統一省エネラベルの基準が設定されていない以下の製品につき、現行の統一省エネラベル4☆相当の基準を満たすと認められるもの
− プラズマ・フルハイビジョンテレビ
− LEDバックライト液晶テレビ
− ワイヤレス方式液晶テレビ
.ポイントの付与額
対象家電製品の購入に対して付与するエコポイントは、今後決定次第公表しますが、製品の大きさ等によりカテゴリーを設け、それぞれのカテゴリーに応じて、以下を目安として一律の額を設定することを予定しています。
エアコン、冷蔵庫:価格の5%分程度
地デジ対応テレビ:価格の10%分程度
対象家電商品の購入に合わせ、同種の古い家電をリサイクルした場合
:上記に加え、リサイクル料金相当分程度 』
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